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ブログの書き出しはどうするべき? 絶対に意識すべき重要ポイントとは

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私はアマチュアながら小説を書いており、何人かの書籍化作家とも実際に交流がある。プロ編集の赤ペン入れにも二度立ち会い、編集がどういう風にチェックしてるのかも知った。
その経験から言えるのは「いかに読者を引っ張るか?」を常に気にかけなければならないということだ。なかでも書き出しはプロ作家が一番力を入れる部分である。
理由は言わずもがな、最初で興味を引けなければ本を買ってもらえないからだ。そしてそれはブログでも同じだと私は思っている。

今回はブログ記事を読んでもらうために絶対に注意してほしい書き出しのポイントを書いていく。いつもと違い、私の知識と体験を元にしたものであるのでご了承願いたい。

もくじ

その記事の分類を理解する

 まず抑えておきたいポイントは、アナタが書いたその記事を読者がどんな心境でクリックするかを理解することだ。
ほとんどの場合、読者は記事のタイトルを見てページを開くかどうかを決める。
この時、読者は「悩みや疑問を解決したい」「興味を引かれた」のどちらかの反応を示してアナタのページを開く。順番に解説していこう。

1.悩みや疑問を解決したい読者

このタイプの読者が求めているものは何だろう?
簡単だ、悩みや疑問を解決してくれる手段だ。だから最初の部分を読んで、悩みや疑問を解決してくれる事が書かれているかどうかがわかればいい。
それを手っ取り早く行う手段が「共感」だ。読者が経験したであろう体験を書き出し、それに答えますよと書くだけでいい。たとえばこの記事の内容で言うならば

ブログを書いてて導入文に困ったことはありませんか?
上手く書けたら記事のクオリティも上がり、読者の数も増えるとわかっているのに、どうやって書けばいいかわからない!
今日はそんなアナタにとっておきの解決法を伝授します!

という感じに「こんな事に困っていませんか?」→「解決したらこんなメリットがありますよ!」→「解決法を教えます!」とするだけで、読者は自分が知りたい事が書かれてるという安心感から続きを読むことができる。とても使いやすいテンプレートなのでオススメだ。

一つ注意すべき点があるとすれば、メリットをどれだけ押し出すかには気を配りたい。
興味を引かれてページを開いた読者なら、メリットがたくさん書かれていることに目を奪われるだろうが、悩みや疑問を解決したい読者の場合はすでに提示されるメリットを知っているケースがほとんどだ。
そういう場合は釈迦に説法になりウザがられるので、利点についてはさっさと切り上げるほうがいい。注意しよう。

2.興味を引かれてクリックした読者

タイトルに興味を引かれた読者はどうだろうか?
この場合は好奇心を刺激してあげる書き出しが効果的だろう。
たとえばタイトルが「知られざるソシャゲーの闇! アコギすぎる商売の裏側」だとしたら

無料で遊べ、暇つぶしとして最適なソーシャルゲーム。略してソシャゲー。あなたのスマホにも一つや二つくらいインストールされてることでしょう。
ところで、無料で遊べるのに会社はどうやって利益を出してるか知っていますか?
一個300円の課金アイテム? 有料ガチャ? そんなんで本当に黒字になるの?
今回はそんな知られざる無料ゲーの裏側についてご紹介します。

という感じです。
ポイントとしては読者に疑問点を作らせることだ。あるいは、過去に読者が抱いたであろう疑問を強制的に思い出させる、でしょうか。
そうすることによって読者の好奇心が刺激され、知りたいという欲求が産まれます。そうなれば続きを読まずにはいられません。

さらに読まれるための発展形

ここからはもっと踏み込んで、読まれるための強力な手法についてみてみよう。
今回はブロガー界で大御所の一人に数えられるクロネコ屋さん(https://twitter.com/NINJAkusokuso)から許可を頂いたので、クロネコ屋さんのツイートを引用させていただく。

1.読者のヤル気を出させる

まずは下のツイートをご覧いただきたい。

前述した共感の発展形で、過去の自分が読者と近い立場であったことを明示し、その自分が如何にして成功したかを仄めかすことで、読者の知的好奇心を引き出している。この手法のポイントは読者に「私にも出来そう!」と思わせることだろう。

ご丁寧なことに、クロネコ屋さんがこのツイートの他のポイントまで解説してくれてるので、私からこれ以上言うことはない。

2.意外な事実

こちらは読者の興味を引くタイプの手法。いわゆるギャップ。
この他にも「新常識!」とか「最新○○」など、知らないと損するかも?と思わせるワードは、心理学で言うところの「損失回避の心理」が働くので強力です。

終わりに

今回は使いやすいテンプレートな書き出しを2つと、その発展形も2つ紹介した。
他にも有効な書き出しはあるだろうし、そもそもタイトルをクリックしてもらった時点で勝ちなんだから、導入文なんていらないという意見もあるだろう。
なので、これらを使うも使わないもアナタ次第だ。
ただ、自分が読者になった時にどんな記事はブラウザーバックしてるかだけは振り返るといいだろう。それが答えだ。