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努力のバケモノ『GACKT』が頑張れる理由がヤバい……

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突然ですが、あなたは精神論が好きですか?
努力・根性・気合!
こうした言葉を聞くと「昭和かよ!」とツッコミたくなる人もいるのでは?笑

私は精神論が嫌いです。
正確に言えば、精神論を押し付けてくる人が嫌いです。
わざわざツラい選択肢を強要して来ないでもらいたい。私はもっと楽に効率的にやりたい。
同じように思ってる人、意外と多いのではないでしょうか笑
とはいえ、ストイックに頑張ってる人が嫌いという訳ではありません。
自分に厳しく、その上で結果を出してる人はカッコイイと思います。

というわけで今回は、超絶ストイックな漢GACKTさんの著書『GACKTの勝ち方』より、ストイックな人の思考・生活について紹介しようと思います。
真似できるかどうかは別として、GACKTさんから学べることはかなり多いです。
というわけで早速いってみましょう!

もくじ

ストイック生活を続けられる理由

GACKT氏は「自分で一度決めたことは絶対に怠らない」と本書の中で何度も語っている。
その理由は主に3つだ。

・最善の努力をしないで諦めるのが「ダサい」と思っているから
・毎日決めた事をやり切ることで自信が産まれるから
ファンへのメッセージ

私が特に目新しく思い、同時にGACKTがスーパースターな理由がわかったのが最後の部分です。

スターというのはみんなの憧れだ。
だからこそ、普通の人が諦めてしまうような努力をこなすことによって、応援してくれるファンに「ほら、俺はできたぞ? 不可能なんかじゃないぞ!」という励ましのメッセージを送っていると言います。

私はこれを聞いた瞬間「え、他人のためにそこまで努力できるもんなの?」と思いましたが
Googleのコンサルも務めたアダムグラントの著書『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』で、自己犠牲のギバーでも誰か(たとえば家族)のためなら難しい交渉にも挑めるという話を考えれば、誰かのためというのは頑張る動機として強いのかもしれません。

家族のために仕事頑張ってるというお父さんの話もよく聞きますし
私自身も、誰かに頼み事を頼まれたときなんか結構真面目に取り組んだりしますしね。

ともかく動こう

何かの行動を起こすとき、基本的に次のステップを踏みます。
知・覚・考・動です。

知……知る
覚……覚える
考……考える
動……行動する

しかしGACKT氏はこれではダメだといいます。
考えてから行動するのではなく、行動してから考えろと言います。
つまり……

知・覚・動・考
とも・かく・うご・こう

これが正解ということです。
凡人は「どうやったら成功するか?」を考えるが、GACKT氏は「失敗した時にどうやって挽回するか?」を考える。だからこそ、動くことと考えることが逆なのでしょう。

さて、この話を聞いたとき私の頭にとあるコトワザが浮かびました。
失敗は成功のもと(あるいは母)です。
たぶんほぼ全ての大人が知ってる言葉だと思うし、意味も理解してると思います。
なのに、実践できてる人がほとんどいないことから、過小評価されてるor真意を知られてない言葉なんじゃないかなと思いました。

というのも、どうも失敗は成功のもとという言葉が使われるシチュエーションが、誰かを慰める時にしか使われていないからです。
『ともかく動こう』の理念から考えれば、失敗なんか恐れずに行動する動機付けとして使われていいコトワザのように思います。というわけで

ともかく動こう!
失敗は成功のもとなんだから!

ということを胸に刻んでおきましょう。

歳は重ねるもの

すでに述べたようにGACKT氏がストイック生活を続けられる理由の一つとして
毎日決めた事をやり切ることで自信が産まれる事を紹介しました。
これに連動してGACKT氏は歳は取るものじゃなくて重ねるものだと述べている。

『歳を取った』という言葉は、出来なくなった言い訳に使われる言葉だ。
対して『歳を重ねた』というのは、今までの経験の積み重ねを尊重する言葉です。
ストイックに努力してきたGACKT氏にとっては、こうした微妙な言葉の違いが気になるようだ。

それもそうでしょう。
運動もせず、食生活にも気を遣わず、それでいて「30歳も過ぎれば誰だって太る」などと言ってるオヤジは、ただ自分に甘えた結果太ったにすぎません。
ストイックに毎日運動をし、食生活にも気をつけている人間からしたら、そんな言い訳を聞かされて顔をしかめずには居られないでしょう。

本来、人間は年齢とともに色々な経験を重ねていくものです。
GACKT氏は自分の経験に誇りを持ってるからこそ

ボクは『歳を重ねた』と言う(p111)

と述べているのでしょう。
私たちもGACKT氏を見習い「歳を取った」という言い訳の言葉ではなく「歳(経験)を重ねた」と言える大人を目指しましょう。

終わりに

私は本書を読むまでGACKTという人物について、ミュージシャンという事と『一流芸能人格付けチェック』という番組でいつも正解してる人という事しか知りませんでした。
まさかこんな努力家で漢らしい人だとは思ってなかったです。

GACKTの勝ち方

GACKTの勝ち方

  • 作者:GACKT
  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

今回参考にした本はコチラ。 
かなり尊敬できるし、学べることは多いしで、本当にいい本なのでオススメです。
1ページ辺りの余白は大きいので、読んで感じたことを本に書き足してみてはどうでしょう?
私はそこそこ自分用のメモや感想として落書きしました笑

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それでは今回はこの辺で!
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