【感想・レビュー】GACKTの勝ち方【GACKT】 - 脳科学×心理学で読み解く人生のガイドライン

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今回はめちゃくちゃストイックな事でも有名な超大物ミュージシャン
GACKTさんの初著書『GACKTの勝ち方』の読書感想・レビューになります。

本書の一部要約は『努力のバケモノ『GACKT』が頑張れる理由がヤバい……』からどうぞ。

もくじ

『GACKTの勝ち方』ってどんな本？
『GACKTの勝ち方』の魅力
どんな人に『GACKTの勝ち方』はオススメか？
総評

『GACKTの勝ち方』ってどんな本？

本書の構成は大きく言えば３部作だ。

1.GACKTさん自身が思い描く『GACKT』というイメージ図
2.理想のGACKT像へ近づけるために行ってきた活動
3.何を思い、何を大切にして、その厳しい活動を乗り越えて来たか

つまり言ってしまえばGACKTがどうやって産まれたかという誕生秘話だ。
ただ、その誕生秘話を語る中で「お金の稼ぎ方」だったり「人気の取り方」だったり「メンタル論」だったりが語られているのだが、これが非常にタメになるし心に来る。

たとえば、まだミュージシャンとして駆け出しだったころ
GACKTさんはこのまま仕事をしながらバンド活動をするのは無理だなと悟った。
そこで、夢を叶えるためにGACKTさんはどんな行動を取っただろうか？

なんと池袋を歩く女性2000人にナンパし「俺はこんな夢を持ってるんだが、仕事をしながらじゃ夢を叶えられそうにない。だから無理のない範囲で俺に金銭的援助をしてくれ！」という風にサポーターを募ったのだ！

読みながら「やべーなこの人！」と思ったね笑
本書ではこうした型破りなエピソードが次々と登場し、「なぜそのような結論に至ったのか？」とか「なぜそんな破天荒な行動が出来たのか？」といった理由が語られていく。
このように読み物としても教科書としても普通に面白いのが本書だ。

『GACKTの勝ち方』の魅力

さて、本書は「読み物として面白い」「自己啓発書としてもタメになる」と言った以外に第３の魅力もある。
それはGACKTさんのカッコイイ生き様という魅力だ。

ぶっちゃけた話、私はこの本を読むまでGACKTさんについて「一流芸能人格付けチェックって番組でいつも正解してる人でしょ？」程度の認識しか持っておらず、全然ファンでも何でもなかった。
それが本書を読んでから一変！

俺はこんな事（私たち常人から見たらとんでもない努力）を続けている訳だけど、お前らそれでもGACKTになる覚悟ある？

という風な問いかけをされるのだが、私は即答で「無理っ！」と思った。
だからこそ「スゴイな～」と尊敬するし「カッコイイな～」と憧れる。
他にも本書を読んでビビッて来た箇所を何個かpick upしているので、もう少しどんな事が書いてあるのか知りたいなと思った方は下記記事をどうぞ。

www.mental-imposter.com

どんな人に『GACKTの勝ち方』はオススメか？

元気をもらいたい人

正直なところ「これを常人が見本にするのは無理だろ……」と思う箇所もしばしば見受けられるし、「それは精神論だろ」と言いたくなるところもある。
けれどこの本を読むと「GACKTはこれだけ頑張ってるんだから、俺もちょっとは頑張るか」と言った元気をもらうことが出来るので、心を奮い立たせるカンフル剤が欲しいと思ってる人なんかにはかなりオススメだ。
なにせ精神論が好きではない私が、精神論に感化されるくらいなのだから笑

これから人気者になりたい人

それからYouTuberやInstagramerと言った固定ファンを獲得し、収益へ繋げようと考えてる人にもオススメだ。
本書の中にはファンを獲得するための方法論が随所に散りばめられている。
そうでなくても本書自体がGACKTファンを増やす戦略の一環に見受けられるので、本書を研究するのも一興かと思う。