社会人なら誰しも「ちゃっちゃと仕事を終わらせたい」とか「上司に怒られたくない」とか、上手く仕事を回す方法を知りたいと思いますよね。
実は仕事の大部分は『コミュニケーション』と『ちょっとした意識』を持つだけで、劇的に上手くなります。
今回はそんな社会人なら覚えておきたいコツを河野英太郎さん著書『まんがでわかる 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』から一緒に学んでいきましょう!
もくじ
1.聞かれた事に答える
上司や先輩から仕事の進捗などの質問を受けた際に、アナタは「イエス・ノー」で答えられていますか?
よくやりがちなミスとして、理由や背景などから話始めてしまう人がいますが、質問者が最初に知りたいのは結論部分です。
たとえば上司に「アポは取れたのか?」と聞かれたら「取れました・取れませんでした」が上司の知りたいことだ。しかし「昨日電話をかけてみたのですが、その時は先方が不在で、さっきもう一度……」などと背景などから話始めると、上司としては質問にすぐ答えられていないのでイライラします。
アポが取れなかった場合などは、つい最初に言い分を述べたい気持ちになりますが、グッと堪え最初は結論をしっかり述べましょう。
また、この場合次に上司が考えることは「ちゃんとアポが取れそうか?」という感じになるので、「イエス・ノー」を答えた後に「アポを取る算段」を自ら切り出すと良いだろう。
2.「とりあえず」を使わない
「とりあえず」という言葉は『妥協』や『やっつけ仕事感』が出てしまいます。
なので「とりあえず」という言葉を「まず」という言葉に入れ替えようと河野氏は語ります。
「まず」ならば「とりあえず」というよりも積極的な姿勢に聞こえます。こうした普段の何気ない言動の一つ一つに気を配ると仕事仲間からの評価も変わってくるでしょう。
3.誰の仕事か明確にする
部下を持つ立場の場合、部下に指示を出すこともあるだろう。そうした時に「誰が・いつまでに・どのような形で」仕事を終わらせておくべきか明確にしなければいけません。
そうしなければ部下とアナタで仕事の重要度や優先度に関するすれ違いが起こり、納期の遅れや、あるいは緊急でないのに優先すべき仕事を放り出して、部下が仕事に取り掛かってしまうかもしれません。
こうしたすれ違いが起こらないためにも「誰の仕事か・いつまでに仕上げればいいのか・どんな形にすればいいのか」を明確に伝えましょう。
また、これは会議など大人数で話し合いが行われた場合には特に重要なので、進行役が必ず言うようにしましょう。
4.終わりに
ちょっとした意識を持つだけで、仕事のミスや評価はガラりと変わります。
普段の言動を振り返り、自分が言葉足らずだったりしないか注意すると良いでしょう。