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【2021年】心理学ブロガーが選ぶ勉強法・読書法のおすすめ本7選

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こんにちは、心理学ブロガーのゆうひです。
今回は年間100冊の本を読む私が勉強・読書・記憶術など、インプット&アウトプットに関するオススメ本を紹介しようと思います!

勉強してもなかなか頭に入らない・記憶力に自信が無いという人はコレを機会に自分にあった勉強法を見つけてみてはいかがでしょうか?
どれも素晴らしい名著なので興味の沸いた本は是非読んでみることを推奨します。
それでは早速いってみましょう!

1.知識を操る超読書術

超が付く読書家としても知られるメンタリストDaiGoさんの書かれた一冊が『知識を操る超読書術』
どうやって本を読めば記憶に残るのかが纏められており非常に参考になります

アナタは本を読むときどうやって読んでいますか?
前書きや目次は飛ばして、とりあえず最初から順番に読んでいませんか?
実は本を読む前の段階から「この本を読むことでどんな情報を得たいの?」「この本に関連しそうな知識は何だろう?」など下準備をすることで効果的な読書を可能にします。

本を読むときもただただ黙々と読んでいませんか?
一度立ち止まって要約してますか?
ツッコミは入れてますか?
タイトルから内容を予想してますか?

してないなら非常にもったいないです。
知識を操る超読書術を読んで効果的な読書方法を学んではいかがでしょうか。

2.学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全は精神科医でベストセラー作家でもある樺澤紫苑さんが書かれた一冊。
本書は大全の名の通りアウトプットに関連する知識がズラリと並んでいます
おそらく樺沢先生の著書の中でもっとも有名な一冊ではないでしょうか。

「学習と復習の比率は3:7」
「復習は2週間のうちに3回」
「落書きは記憶力アップ」
「フラッシュカードでアイディア構想」
「ノート・メモの取り方」

などなど、効果的な学習方法に関する手法が多数登場します。
またアウトプット方法も『話す』『構想する』『行動する』と種類がありますが、本書では章ごとに纏められており非常に親切で読みやすいです。

何を読めばいいか迷った時はまずコレから読んでおけば間違いない

3.受験脳の作り方

東京大学教授で脳科学者として有名な池谷裕二さんが書かれたのが『受験脳の作り方』
本書では記憶に関するメカニズムを解説しながら「記憶に残りやすい状況」について細かく教えてくれます
たとえば個人的に興味を惹かれたものの一例としては「年齢と記憶方法」です。

赤ちゃんはまず体の動かし方を覚えなくちゃいけないので方法記憶が発達しています。
そしてだいたい4歳~中学高校辺りまでは丸暗記が得意な知識記憶が発達します。
それから大人になるにつれ過去の経験を絡めて記憶する体験記憶が優位になります。

つまり大人になって暗記力が落ちたと思うのは丸暗記が得意な時期から抜け出すからです。
そしてだからこそ大人になるにつれビックリした・興味が沸いた・不思議に思ったなど感情が絡むと記憶が残りやすくなるのです。世にある勉強本がなぜ効果的なのかわかるようになります。

また、世にある勉強本の多くはテクニック先行型で読者に知識がないとどれが重要・効果的なのかイマイチわかりにくかったりします。
しかし本書は紹介されてる量こそ少ないですが、その分本当に重要なことだけが書かれており、本書で紹介されてる基本を実践できれば十分な水準に達することができるでしょう。

4.世界記憶力グランドマスターが教える脳にまかせる勉強法

記憶力選手権で過去5回日本一を獲得し、世界記憶力グランドマスターにも輝いた池田義博さんの書かれた一冊が『世界記憶力グランドマスターが教える脳にまかせる勉強法』です。
本書の目玉は何と言っても『一分間ライティング』と『3サイクル反復速習法』の二つ!

脳に任せるという言葉通り「完全な理解は諦め、スピード重視で読み進める」ということに重点を置いた3サイクル反復速習法は、一見すると「それでいいの?」と思うような学習方法です。
しかし先に挙げたアウトプット大全でも書いたように「学習と復習の比率は3:7」が基本。
一回で完全な理解を目指すより復習に比重を置いたほうが効率的なのです。

そして3サイクル反復速習法を補助するのが『一分間ライティング』
短い時間のなかで如何に思い出せるかを大切にし、記憶が弱い部分の炙り出しに効果を発揮します。

詳しいやり方やその他重要事項については直接本書で確認してください。
ほかにも「記憶力選手権本番で緊張せずベストパフォーマンスを出すためのトレーニング方法」など、こぼれ話があって面白いですよ。

5.ゼロ秒思考

ライティング繋がりでオススメなのがコチラ。
東京大学を卒業し、あのマッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二さんが書かれた『ゼロ秒思考』です。

天才は多くのメモを残したと言いますが、そんなメモにまつわる一冊が本書。
とにかく普段からメモを取るトレーニングを積むことで思考がクリアでシャープなものになります。
しかしただメモするだけでなく「どうやれば思考を深掘りできるのか?」を徹底的に解説してくれるのが本書の魅力です。

「パソコンやスマホではなく紙に書く」
「短い時間制限を設ける」
「フォーマットは統一する」

どうしてこのようなルールが設けられてるかわかりますか?
そこにもちゃんとした理由があります。

また、メモを取り思考を纏めておくことで必要な判断を迫られた時に即決できるようになります。それは自分の中にすでに答えを持っているからです。
タイトルでもある『ゼロ秒思考』とはこの即断即決できる人間を目指すこと。
頭をよくする最高のメモ術について学びたい方はぜひ読んでみてください。

6.頭を鍛える5つの習慣

人気クイズ番組『東大王』の東大生チームのレギュラーとして活躍する「水上颯」さんが初めて執筆したのが『頭を鍛える5つの習慣』です。
タイトルにもあるように「勉強」「読書」「記憶」「時間」「アウトプット」の5つのテーマについて、水上さん流の習慣が紹介されています。

そんな本書で個人的に最も驚いて印象に残ってるのが読書の習慣。
なんと水上さんは「本の内容を忘れてもいい」というのです!
えぇー、じゃあ何のために読むの!? と思いましたが読んで納得。
水上さんは本を読むときに頭を働かせ「思考力」と「想像力」を鍛えられれば本の内容を忘れてもプラスになると考えているようです。

本書では他にも「知識が深まる方法」や「状況と時間の使い方」など、特別なことをしてなくても頭のいい人が頭のいい人である所以を覗き見ることができる貴重な一冊でした。
こういった本を読んだことない初心者から上級者まで幅広く参考になる一冊でしょう。

頭のいい人は何が違うのか?
ぜひアナタの眼で確かめてください。

7.最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法

ラストはまたまたメンタリストDaiGoさんが書かれた一冊。
最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法です。

本書の特徴はとにかくテクニックの暴力!
科学的に証明された学習効率をアップさせる手法が「これでもか!」って程たくさん載っています
そのため毎日勉強に明け暮れる学生の方には絶対に読んでいただきたい一冊です!
個人的に学生の頃知りたかったと思ったのは「間違った学習法」について。

「ハイライトやアンダーラインを引く」
「教科書などテキストの再読」
「忘れる前に復習する」

これらが全然効果のない学習方法だったなんて知ってますか?
本書を読むと学校で習う勉強方法が如何に非効率だったか思い知らされます。
私には参考書をバラバラにするなんて発想はありませんでした。

さらに知識を操る超読書術でも触れましたが
勉強において下準備は超大事ですし、勉強後の休息も超大事。
そうした勉強中以外のフォローまで手厚くサポートしてくれるのも本書の大きな魅力。

繰り返しますが学生の方には絶対読んでいただきたい一冊です!

まとめ

というわけでインプット・アウトプットに関するオススメ書籍7選でした。
それぞれに特色があり、私にはどの書籍が一番かを決めることはできません。
簡単にまとめますと

誰にでもオススメ
知識を操る超読書術
学びを結果に変えるアウトプット大全
東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣

じっくり記憶について理解したい方にオススメ
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法

実践的な方法・テクニックについて学びたい人にオススメ
ゼロ秒思考
世界記憶力グランドマスターが教える 脳にまかせる勉強法
最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

といった感じです。
ちなみに、どれから読んでいいか迷う人は「知識を操る超読書術」か「学びを結果に変えるアウトプット大全」のどちらかを選んでおけば間違いないと思います。
もっとも、学生なら「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」をオススメしますけどね笑

それでは今回はこの辺で。
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