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【ブロガー向け】効果的宣伝のやり方を2018年アクシオム・ビジネス・ブック賞で金賞の本から学ぶ

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ブログをやっていると、どのタイミングで宣伝すればいいか悩むことってありませんか?
ポスティングされたチラシを配っていた昔とは違い、ネットでの宣伝はタダなんだからドンドンやった方がいいに決まってる! と宣伝しまくるのは大間違い。
昔から広告業界では「同じ広告を6回以上見せるな!」という決まりがあるそうです。これは自分が興味もないものを何度も見せられると強い嫌悪感を抱くからだそうだ。基本的に広告は3回前後に留めておくのがベストと言われている。

そんなわけで今回は、効果的な宣伝を適切な回数で回す方法をニューヨーク大学ビジネス学教授アニンディア・ゴーシュ著書『Tapスマホで買ってしまう9つの理由』からご紹介。

 もくじ

1.消費者は広告を望んでいる

まずは「宣伝するとウザがられるんじゃないか?」というメンタルブロックから外していこう。
ゴーシュ氏は「ユーザーが潜在的に望む広告に限り、広告を受け取ることを望んでいる」という趣旨のことを述べている。これはサッカーに興味がない人にサッカー関連の広告を出してもウザがられるが、サッカーに興味がある人には有難がられるということだ。
実に当たり前のことだが、少し現実問題として見てみよう。

今の時代、ブログの更新をツイッターやフェイスブックなどSNSで報告する人は多いと思う。かくいう私もブログを更新したらツイッターで呟いている。
ここで重要なのはブログの内容と、自身のフォロワーが自分に求めているものが一致しているかどうかだ。普段はアニメについて呟くアカウントの人が、急にビジネスについて書いたブログの更新を呟いても、誰も相手にしないだろう。だからSNSとブログの内容は基本的に一致させよう。

また、ブログで商品を紹介している人も注意が必要だ。
読者が興味・関心を持っていないタイミングに商品リンクを張られても、読者にとっては邪魔にしかならない。けれど、興味がある段階では商品リンクを望んでいるのだ。
これについてはトップアフィリエイターの『マナブ』さんが、動画にて超わかりやすく解説してるので、ちょっと長いが参考にすると良いだろう。

 

2.午前と午後でキャッチコピーへの反応が変わる

時間によって、広告へ対する人々の反応率は大きく変わってくる。
本書によると『実用的な商品の広告は午前中がもっとも反応され、お昼ごろは緩やか、夜の反応率は低い』ということだった。
それとは対照的に『快楽的な商品の広告は午前がもっとも反応率が低く、昼から夕方が一番反応が良い。夜は穏やか』ということだ。

たとえばトイレットペーパーのような日常品は実用的な商品にカテゴライズされるので、午前中に広告を出すと最も見られる。逆に快楽的な商品というのは趣向品に当たるので、新しい電子デバイスやお酒・アニメ商品や野球の観戦チケットなどはお昼から夕方が良いということだ。

さらに研究者たちは同じ実用的商品でもキャッチコピーを「実用的なものから快楽的なもの」へと変えると広告の反応率を高められることを発見した。
たとえば高速インターネット回線の宣伝をする場合は「大容量のデータファイルを瞬時にダウンロードでき、どこでも仕事に対応」とするよりも「スムーズに音楽ダウンロードやyoutubeの視聴が可能で、どこにいても超高速でオンラインゲームもできます」と言った感じだ。これだけで反応率が80%も高まったと言う。
このことは「シュガーマンのマーケティング30の法則」にもあるように、何が出来るかをイメージさせたほうが売れるのと本質的には同じであると思われる。

と言う訳で、SNSでブログの更新などの宣伝を行う際には、一緒に宣伝する際の触れ込みを時間によって変える必要があるだろう。
また、ブログの中身が真面目なものなのか、そうでないのかによっても、投稿時間ごとに読まれやすさが変わってくる可能性は大いにある。色々試してみるのが良さそうだ。

 

3.平日と休日では反応するものが違う

平日と休日では心の持ちようが変わる。
研究によると、時間的余裕がない平日は複数の選択肢から判断するのを嫌い、時間的余裕がある休日は複数の選択肢が提示されることを望んでいた
また、平日は自分の関心のない広告にはほとんど興味を示さなかったが、休日はその場のなりゆきで広告を受け入れやすくなることもわかった。

さて、これらの事から何が言えるだろう?
一つ目は、平日は「〇〇はこれがベスト!」とか「簡単に〇〇できる方法」という簡易結論型の投稿が読まれやすい可能性があること。
二つ目は、アフィリエイト要素がある投稿をするなら、時間のある休日か、平日の夕方(学生の帰宅時間)以降が良さそうということだ。たとえば「〇〇 比較」というキーワードで記事を投稿したり拡散するのなら、金曜の夕方や土曜のお昼ごろが相当狙い目じゃないかと思われる。
また、SNSを活用した宣伝方法として過去記事の宣伝をする際にも、曜日によって読まれやすい投稿が変わってくるはずなので、その辺も吟味してみるといいだろう。

 

4.みんながスマホを触る状況を考える

最後にオマケ的要素にはなるが、本書の中で面白かったし、いちおう役立ちそうだったのでメモ的要素として書いておく。というのも、現在はパソコンで検索するよりもスマホで検索するユーザーのほうが多い傾向にあるからだ。

さて、実はスマホを使用中に、広告をタップする可能性が高い状況というのが発見されている。それが混雑した状況だ。
実験では、電車の乗車率や駅の混雑具合が高ければ高いほど、広告のクリック率は増加する傾向にあった。これは混雑した状況にあるほど、人は「外界」との接続を遮断して「自分の世界」に入ろうとする傾向があるからだ。
これによって、よりスマホの画面に集中し、広告にも目を向けやすくなるからだ。

実際に自身の体験を思い出してみればわかるだろう。
満員電車やディズニーなどの遊園地の待ち時間、周囲の状況にどれだけ目を向けているだろうか?
ほとんどの場合、スマートフォン・一緒にいる友達や恋人・目に入った広告の一点を見ているはずだ。外界の状況を意識的に見ないようにしているとは、こういう事である。

このことから、記事の更新をSNSでお知らせするなら通勤通学の時間帯がいいのは間違いない。実際に多くの人が『「7~9時」や「17~21時」に投稿したほうが読まれてるからこの時間にするべき』と経験的に言ってるのは、こうした背景があるからである。

 

オマケ

最後にアフィリエイターなどのブログで商品を宣伝している人向けの話もしておく。
どうやら研究によると「調べる段階」ではスマートフォンやタブレット、「比較・購入の段階」ではパソコンで行われる傾向があることが判明した。

つまるところ、スマートフォンから産まれる収益はGoogle Adsensなどの広告収益の割合が多く、A8ネットなどのアフィリエイト収益はパソコンから産まれる割合が多いということだ。
このことから「自身のサイトが広告収益がメイン」なのか「アフィリエイト収益がメイン」なのかを考え、メイン収益がアフィリエイトならばパソコン版サイトの方ではAdsens広告を張らないという選択肢も出てくるかもしれない。
無用に広告を張ればサイトの表示速度に影響し、せっかくの顧客が逃げる要因にもなるからだ。(5Gがこの問題を解決する可能性もある)

ということで今回はこの辺で終わりとする。
今回参考にした本はコチラ。

Tapスマホで買ってしまう9つの理由

Tapスマホで買ってしまう9つの理由