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【ブロガー向け】早く書くコツを23年も「絶対締め切り守るマン」の上阪徹さんから学ぶ

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企画書やブログの記事を書こうとするものの「書くのが遅くて……」と悩んでる方はいらっしゃいませんか?
それなりにタイピング出来るはずなのに、何故かぜんぜん筆が進まない人って人には、ある共通の特徴があります。

というわけで今回は、無駄なく効率的に執筆するための技術を23年間も執筆業をやりながら一度も締め切りを破ったことが無いスーパーフリーランスの上阪徹さん著書『10倍速く書ける 超スピード文章術』よりご紹介。

 もくじ

 1.早く書くためのポイントとは?

執筆するのが遅い人でも、企画書やブログ記事よりも早く書けるものがある。それは友達などに送る「LINE」や「メール」だ。
これらは綺麗な文章や上手い文章を書く必要がなく、気楽に書くことが出来る。
そう、肩の力を抜けば文章は早く書けるのだ!

だから上阪さんは最初のほうで、そこまで綺麗な文章を書く必要はないという事を述べている。文章において100点を目指す必要はないのだ。
また、初稿から完璧を目指さず、推敲(文章の書き直し)の時点で文章を整えるべきだとも述べていた。

これについてはプロ作家と数人コネクションがある私自身も、よく耳にすることなのでかなり同意見だし、実際に作家界隈でめちゃくちゃ評価の高いディーン・クーンツの『ベストセラー小説の書き方 』という本にも、文章の質を極限まで追求するためにアホほどリライトするという旨の事を書いていた。
このことからも「文章を完璧に仕上げる」という行為がめちゃくちゃコスパ悪い行為だと理解できるだろう。

2.執筆は素材集めの段階から始まっている

文章を書くためには、まずネタという素材集めが重要だ。
何を書こうかと悩みながら書くのではなく、すでに集め終えたネタの中から、書きたいことを決めてから書くのが早く書くコツである。

そのためにはまず、ネタにしようと思った段階からすでにメモを取っておくことだ。
たとえば授業参観をテーマにブログ記事を書こうとした場合、「家に帰ってパソコンに向かい、思い出しながら書き始める」のではなく、「学校に行ってる段階でアンテナを張り、学校にいる間に書くことを考える」という感じだ。

私の場合も似たようなもので、本を読んだり動画を見る段階で「こんな事に注目して見よう」と決めており、それに沿った情報を逐一チェックしている。
こうすることによって、いざブログ記事を書くという段階になって「何を書こう?」とか「どう纏めよう?」などと無駄に悩むことが無くなる。
ついでに、心理学で「カラーバス効果」と呼ばれる心理現象が発動して、関連した情報が目に入りやすくなると同時に、記憶の定着にも一役買ってくれるので超オススメだ。

3.箇条書きでネタを並べる

書きたいことを箇条書きで並べることで、何をどういう順番で書くと読者に伝わりやすいかというのが見えてくる。
また、自分が文章を書く際にも「あー、これさっきの所に書いたほうが良かった!」と書き直す手間が無くなるので時間の節約にもつながる。

さらに応用したテクニックで、記事が複数回に分かれたりする場合、上阪さんは集めた素材を書きたい章ごとに色付き付箋で管理するというテクニックも教えてくれた。

4.形容詞を控える

これは最初に出て来た「綺麗な文章を書こうとしない」という部分に通ずるものがあるが、形容詞を使わないようにすると言葉が出てこないという事が少なくなる
たとえば「すごく寒かった」と伝えたい場合は「温度計が氷点下5度を指していた」とか「吐き出した息が白かった」という風に事実を書くようにすれば、その場にあった表現が思い浮かばなくてもサクサクと書けるようになる。

実際に私も、事実を書くときは筆が詰まるということは起こらないが「なんと表現しようか?」と思った時は大幅なロスタイムを食らっている。
私はわかりやすく説明したい部分に「たとえば」と例題を上げることが多いが、本で出て来た例題からではなく、自分で考えて例題を挙げることも多い。
そういった場合はそこで時間を食うので、それ以外の場所では時間節約のため形容詞を控える傾向がある。もっとも、形容詞は文章に彩りを添えてくれるので、まったく使わないと味気ないから、その辺の塩梅は自分で決めるようにしよう。

終わりに

と言う訳で、早く執筆するための方法でした。
この時点で文字数は1800文字程度になってますが、執筆時間は40分程度です。それはここで出てくるテクニックを私も上手く使ってるからな訳ですが笑

それと本書では登場しませんが、私はメモをする際に音声入力である程度文章を作ってしまうこともオススメしておきます。
どうせメモを公開する訳でもないので、誤字とか気にする必要ありませんからね。

10倍速く書ける 超スピード文章術

10倍速く書ける 超スピード文章術

 

 今回参考にした本はコチラ。
それではまた。