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【感想・レビュー】超一流、二流、三流の休み方――休みを見直せば、人生が変わる!【新井直之】

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今回は富豪の秘書を長年務め、現在は日本バトラー&コンシェルジュ代表取締役を務める『新井直之』さんの著書『超一流、二流、三流の休み方―――休みを見直せば、人生が変わる!』のレビュー記事になります。

本書の一部内容要約については『社会人必見!有意義な休日の過ごし方を学んでしっかりリフレッシュしよう!』からどうぞ。

 もくじ

 どんな本か?

年収一億円を超える人たちの休日と、ある程度仕事ができる優秀な人の休日と、その他大勢を占める凡人の過ごし方に、どのような違いがあるのかをたくさんの事例を元に解説してくれる内容となってます。

著者の新井さんは、もともと富豪の執事をやってた方だそうで、複数の富豪と面識も深いとか。
執事なんて存在はマンガやアニメの中の世界の話っぽいし、日本人執事が居たというのも、私にとってはちょっとしたカルチャーショックですね。海外には執事&メイドの育成専門所があることは存じていたけれど・・・。

と話が逸れたので元に戻します。
一応本書にも章分けはありまして、

第一章は『仕事と休日の区分け』について。
第二章は『身体の休め方』について。
第三章は『精神的疲労の回復』について。
第四章は『休日に行ってる習慣の違い』について。
第五章は『趣味や娯楽の違い』について。

という感じになっております。
私がとくに気になったのは三章と五章の部分で、コチラについては少し記事に纏めてありますので、気になる方はコチラをご覧ください。

 

どんな人にオススメか?

なんとな~く『いまの休日の過ごし方に満足できない』という方や、『休みの日って何すればいいかわかんない!』という方に読んでもらいたい本になっております。
もっとも、これを読んだからといって「これで俺の年収も上がるんじゃー!」という事にはならないので、そういう人は他のビジネス書でも読んでた方がいいですね笑

たとえば、最も成功する人はギバー(与える人)だと言うことを論理的に解説してくれる

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

 

とか、社会で必要になってくるスキルをだいたい解説し、使い方まで詳しく教えてくれる 

スタンフォードでいちばん人気の授業 (幻冬舎単行本)

スタンフォードでいちばん人気の授業 (幻冬舎単行本)

 

 なんかですかね。

話を戻すと、いまの休日の過ごし方に満足してない方に『超一流、二流、三流の休み方』はオススメになります。
あとは「いつもとは違った彩りを添えたい」みたいに考えてる人の参考にもなるか。

まあ休日と無縁って方はまず居ないし、これからもたくさんお世話になるはずなので、一度読んでしまえば一生使えることを加味すると、難しいことなんて考えず「全人類読んどけばいいんじゃない?」って思いますが笑

 

どんな部分が面白かった?

これについては結構明確で、自分とお金持ちの休日に対する認識の差異が面白かったです。
ビジネス書なんかを読んでると「成功する人たちはそもそも凡人とはマインドセット(考え方の根っこの部分)が違うんだなぁ」と痛感させられることが大いにあるが、本書でもそういった感想を抱いた。
なので逆に「そういうのは劣等感を突き付けられるようで嫌いだ……」という方には向かないと思います。

読み方としては、ただ流し読みするのではなく、自分が超一流、二流、三流のどれに当てはまってたかをチェックしながら、どうして超一流の人はこういう思考にたどり着いたのかって部分を考えつつ読むのがオススメです。

 

総評

個人的には結構面白かったし、実践できる部分もそれなりにあったので買ってよかったと思っている。
とくに難しい本でもないし、サラッと読めるのでビジネス書初心者にもオススメしやすいし、ある程度読んでる方にもオススメできますからね。

ちなみにkindle版がかなり安いので、電子書籍派の方はラッキー。