Googleで「学校の勉強」と入力すると、予想検索ワードに「つまらない」「役に立たない」「意味」などが出てきます。どれだけ学生が苦しんでるかわかりますね。
実際、心理学の世界では他人から強制的にやらされることにはモチベーションを上げるのが難しいことがわかっており、モチベーションを上げるには『自分からやりたいと思う理由』を見つける必要があります。
というわけで今回は学校の勉強を楽しむ方法について解説していきたいと思います。
学校の勉強について
まずは「将来役に立たない『学校の勉強』する意味はなんなのか?」のおさらいです。
大前提として学校の勉強は大人になってほとんど役に立ちません。
それなのに勉強する意味を3つまで絞りました。
1、いい大学を出ると選択肢が増え、地位が高くなりやすく、お金持ちになりやすい
2、人からの信用を得やすく、人望が手に入りやすい
3、思考力を鍛えることで騙されることが減り、社会に出ても必要とされる
このうち1と2は学生を卒業してからの長期的視点からのメリットでした。
しかし長期的視点からのメリットはモチベーション維持に対して効力を発揮しません。
ほとんどの人がわずか半年のダイエットすら成功できないのに、数年単位で続く勉強をメリットだけで続けられる訳がありませんよね。
ということで、使えるのは3だけです。
詳しくは「将来役に立たない『学校の勉強』する意味はなんなのか?」を読んでもらうとして、結論だけ申し上げると「勉強は脳トレ」です。
問題解決能力、柔軟な発想力、難しいことを理解する思考力といったものを育てるのが学校で勉強する意味になります。
勉強はただのゲームだった?
なので、学校で覚えた知識を「どう使おう?」とか「何に活かせばいいんだ?」と考えるのはナンセンスです。そんなことを考えるのは
「人生の役に立たないのに何でスマホゲームやってんの?」
と聞くのと同じです。
この認識を持ってるか持ってないかは非常に重要になってきますので、まずはそういった認識を捨てることから始めてみましょう。
たとえば同じような例で言うと、世界記憶力選手権ではトランプの順番や、人の顔と名前をセットでいかに瞬時に正しく覚えれるかというゲームをしています。
ランダムに配られたトランプの順番や、今後会うこともない人の顔や名前や電話番号・出身地なんか覚えても、今後の人生になんら影響を与えないのにです。
彼らはいかに早く・正確に記憶できるかってことに情熱を注いでいます。
今回は彼らを参考に勉強を如何に最効率でテストの点を上げれるか探し当てるゲームと捉えてみましょう。
「ノートの取り方を変えてみよう!」
「どこ勉強しなおせば理解深まってテストの点数上げれるんだ?」
「こうやればもっと楽に暗記できるかも!」
こうやって試行錯誤しながら効率的にテストの点数を上げる方法を探してみる感じですね。
アナタはどの分野で勝負する?
さて、ここからはアナタ自身が興味持てたり、楽しめそうなものを探していきましょう。
暗記力で勝負!
一番わかりやすいのが暗記力。
とにかくどれだけ英単語を覚えたり、歴史の偉人を覚えられるかに挑戦!
このタイプは単語帳を買って、覚えた英単語はドンドン油性マーカーで塗りつぶして「これだけ覚えた!」とか「これだけ埋めつぶした!」と成果の見える化をするとモチベーション保てていいかも。
スピード力で勝負!
計算問題を早く解く、暗記したことをすばやく思い出すといった
とにかく何でも早く終わらせたいと言ったタイムアタッカーはコチラ。
このタイプは時間制限を設けて何度も同様のテストプリントを解いたり、友達何人かとクイズ形式で一緒に勉強したりするとよさげ。
知識力で勝負!
なんでも一つのことを掘り下げ、とにかく知識の深さで勝負。
知りたい・気になるという好奇心強めなタイプで、〇〇博士みたいなイメージ。
このタイプはとにかく関連知識を掘り下げて「これについてわからないことはないな」と確認するのが大事。なので人に説明する機会が多いほうがいい。
もちろん親・兄弟に教えるのでもいいが、現代だとツイッターなどのSNSで雑学アカウントを作り、毎日覚えたことをツイートするのも面白いかも。
また似た知識同士の比較や、新しく覚えたことについて考察するのもよさげ。
数字で勝負!
とにかくテストの点数や学年順位を追及。
そのための努力は惜しまないって人はコチラ。
このタイプは実際に勉強を始める前に、とにかく効率的な勉強方法について学んでから勉強したほうがいい。
少なくともこの辺の本は最低限チェックしておくことをオススメします。
これら1冊づつ特徴が違うので軽く説明しておきますと
・超効率的勉強法は効率的な勉強方法といった『方法論』
・脳に任せる勉強法は暗記テクニックや理解力を深めるテクニックといった『細かいテクニック紹介』
・ヤバい集中力は勉強に必須な『集中力』や『モチベーション』について。
といった感じです。
どれも素晴らしい良書なので、もくじだけでもチェックして必要に応じて買うなり借りるなりすればいいと思います。
終わりに
というわけで、学校の勉強を楽しむための方法でした。
今回はわかりやすくまとめるため提案型にしましたが、もともと『ジョブ・クラフティング』ってテクニックは数十ある質問に答えて、そこから自分が好きだったり嫌いだったりする分野を特定し、好きに思えるように焦点を変えていくテクニックになります。
残念ながら今回の記事にピンと来なかったという人は、一度自分で『ジョブ・クラフティング』について調べてみるのがいいかも。
勉強は脳トレという事実だけでも理解しておいていただければ幸いです。
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それでは今回はこの辺で。
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